統計情報
バッチアプリケーションにおける統計情報
バッチアプリケーションの統計情報(どれくらいの件数のデータをどれくらいの時間で処理したか)は、以下のような用途に使用することが可能です。
- パフォーマンス障害時の早期発見・問題解析のインプット情報
- ハードウェアリソース増強のためのインプット情報
bathoryにて利用可能な統計情報
bathoryでは、デフォルトの状態で以下の統計情報を参照することが可能です。
- 正常処理件数
- 警告処理件数
- 異常処理件数
- 全体処理件数
- 全体処理時間
制約事項
利用するプロダクトにより取得可能な統計情報に差異があります。
取得データに対する処理時間 | SQL処理に関する処理時間 | |
S2Dao | ○ | ○ |
S2JDBC | ○ | × |
統計情報を可視化のための方法は提供していません。(ログ出力のみ) そのため、必要に応じて各アプリケーションにて加工を行ってください。 以下のような記述で、統計情報へアクセスすることが可能です。
MapstatisticInfoMap = StatisticsRepository.getCurrentStatisticsMap(); if (statisticInfoMap != null) { for (Iterator<StatisticsInfo> it = statisticInfoMap.values().iterator(); it.hasNext();) { // 統計情報格納クラス StatisticsInfo statisticsInfo = it.next(); // 何らかの処理 } } }